習い終わって半年。そのまま使い続けて、見直さなくてよいのでしょうか。先に結論を書きます。半年が過ぎたら、3つを見直してください。1つ目は、半年前に諦めたことを、もう一度だけ試す。2つ目は、自分が手でつないでいる所を探す。3つ目は、自分の段取りが、いまの使い方に合っているかを見る。これは、僕が約2年AIを使ってきた記録からの見方で、調査の結果ではありません。AIの進み方も、僕が見たかぎりの話です。
半年前に諦めたことを、もう一度だけ試す
2026年5月の録音で、僕は、AIが画面を自分で動かして設定を組んでくれた話をしています。以前は、英語の画面のスクリーンショットを1枚ずつAIに貼って、次は何かを聞く、を繰り返していました。簡単な3ステップから5ステップほどで、2時間から3時間かかることもあった、と話しています。半年ほど前に、AIが画面を自分で操作する機能が出たとき、僕は楽になると思って使っています。ところが、画面のボタンを全部、順番に押していき、20分ほどやって「ちょっと無理です」となりました。費用も高かったので、しばらく使わずにいた、と話しています。いまは違います。同じ録音で、「手品を見ているかのよう」だと話しています。5月末の録音でも、半年ぐらい前からあった機能が、いまはとても賢くなっている、と話しています。昔は途中で「私は迷子です」と止まっていたのが、いまはピンポイントで押していく、と。半年前に「だめだった」と思ったことが、半年後には変わっていることがあります。諦めたことを1つ書き残しておいて、半年後に1回だけ試し直す。これを見直しの1つ目に置いてよいと、僕は考えています。
自分が手でつないでいる所を探す
2026年4月、僕は、各AIの作業は速いのに、指示を伝える、成果を共有するといった調整が、手動では回らなくなったと話しています。複数のAIの調整役が、自分になっていて、「俺の調整がボトルネックだ」という言い方です。5月には、決まったことを伝えて、できたかどうかを回収するのも自分でやっていて、これを「伝書鳩」と呼んでいる、なかなかしんどい、と話しています。この録音の時点では、まだ解決していないと、正直に話しています。見直しで見つかるのは、AIの出来よりも、人の側の手作業のことがある、という例です。これは僕の場合の話で、すべての人に当てはまるとは限りません。
自分の段取りを、いまの使い方に合わせ直す
2026年7月、僕は、AIと会話するだけだと、アイデアがたくさん出て楽しいだけで、3か月たっても何も完成していない、という経験を話しています。「僕も1年前は」そうだった、とも。いまは、アイデアを保存して、毎朝AIと「今日のタスクは何か」「これは終わったか」を確かめる、朝会のような形にして、すっきりした、と話しています。習った直後の使い方のままだと、仕事が増えたときに回らなくなることがあります。半年ほどたって、自分の仕事が変わったら、段取りも見直す。僕の場合は、朝の確認の形がそれでした。
先生に確かめる4つ
面談で、習い終わった後の半年のことを聞いてください。
1. 半年後に、新しくできるようになったことを教えてくれる窓口があるか
習い終わった後も、変わった点を知らせてくれる形があるかを、聞いてください。
2. 以前うまくいかなかった課題を、持ち込んでよいか
半年前にだめだったことを、もう一度一緒に試してくれるかを確かめてください。
3. 道具が変わったとき、習った手順のどこを見直せばよいか、教えてくれるか
習った手順が古くなったときに、どこを直すかを答えてもらえると安心です。
4. 見直した結果、手順を減らす答えも、一緒に考えてくれるか
足す話だけでなく、いまは要らない手順を、やめる話もしてくれるかを聞いてください。
習う前に、1週間でできる確かめ方
- 1日目に、この半年で「だめだった」「諦めた」ことを、3つ書く
- 2日目に、そのうち、いまならできそうな1つを選ぶ
- 3日目に、AIにその1つを、小さい形で頼んでみる(お客様の情報は渡さない)
- 4日目に、半年前と何が違ったかを、3行で書く
- 5日目に、いま自分が手で伝えたり、集めたりしている作業を、5つ書き出す
- 6日目に、そのうち1つを、AIに頼めるかを聞いてみる
- 7日目に、紙を持って、先生との面談で「次の半年で、何を見直せばよいか」を聞く
気をつけたいこと
- 僕の経験は、僕の仕事の場面でのものです。見直す3つは、僕の見方で、決まった型ではありません
- 試し直すときも、お客様に届くもの、お金や契約に関わるものは、人が最後まで確かめてから使ってください
- AIに渡す資料に、お客様の名前や鍵、パスワードが入っていないかを確かめてください
- 半年というのは、僕の録音に何度か出てきた期間です。見直す時期は、仕事ごとに決めてください
半年が過ぎた社長の方へ
紙に2行、書いてみてください。「半年前に諦めたこと」と、「いま自分が手でつないでいること」です。2行がそろえば、見直す場所が決まります。そろわないなら、そこを一緒に見てくれる先生を選んでください。
この記事の出典
- 僕自身の約2年のAI実践と講座の記録(録音と作業ノート)から、半年前は無理だったAIのブラウザ操作が、いまはできていた場面(2026年5月)
- 画面を自分で操作する機能が、半年前は途中で止まり、いまはピンポイントで動くと話した場面(2026年5月末)
- 各AIの調整が自分の手作業になり、ボトルネックと話した場面(2026年4月)と、伝書鳩と呼んだ場面(2026年5月)
- AIと会話するだけでは完成せず、朝のブリーフィングの形にした場面(2026年7月)
- 道具とAIの名前・お客様の名前は伏せた。見直す3つと先生に確かめる4つは、僕の見方
次に読む1本(この場面の最後です。次の場面「家族や社員に広げるとき」の1本目へ)
👉 AIを習い始めたことを、家族と社員にどう話すか——先に決める3つのこと
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