SNSの投稿は、思ったより早く流れます。今日書いた一文も、数日経てばタイムラインの奥に沈んで、二度と読まれません。
投稿は続けているのに、何も積み上がっている感じがしない。そう感じている経営者は多いと思います。
一方でホームページを開くと、会社案内のページが数枚あるだけで、何年も中身を変えていない。これもよくある話です。
僕は長年、中小企業のホームページやSNSの運用を見てきました。この2つ、実は原因が同じです。検索から人が入ってくる「入口」を、そもそも一つも作っていないのです。
検索から来る人は、会社案内のページを見ていない
ホームページには、たいてい会社案内のページとお客様の声のページくらいしかありません。
でも検索エンジンから人が来るのは、この2つのページではありません。「その人が今、探している言葉」がそのまま書いてある記事のページです。
会社案内のページには、そういう言葉は入りません。社名と事業内容と沿革が書いてあるだけだからです。
だから、記事を書く場所を別に持つ必要があります。これが「ブログ」の役割です。会社案内が名刺だとすれば、ブログは検索という窓口に立てる、何枚でも増やせる看板です。
検索語は「一般的な言葉」ではなく「困っている場面の言葉」
記事に何を書くかにも、コツがあります。
たとえば「三島 焼き鳥屋」のように、地域名とサービスや商品の名前を組み合わせた言葉を、記事の文章の中で自然に何度か使います。
「三島で焼き鳥屋を探している人向けに」「三島の焼き鳥屋に行くなら」というように、実際に読める文章の中に、その組み合わせを織り込んでいきます。無理に詰め込むと不自然な文章になり、読者にとってもマイナスです。あくまで自然な流れの中に入れるのがコツです。
こうした記事を1本作っておくと、その言葉で検索した人がそのページにたどり着くようになります。SNSの投稿では、この「検索から来る」という導線は作れません。
更新する場所を1つ決めておく
ホームページを作るときは、まず目的をはっきりさせることが先です。会社案内で十分なのか、それとも予約や問い合わせを直接受け付けたいのか。ここが曖昧なまま作ると、何のためのサイトかわからないものになってしまいます。
ただ、目的が何であれ、共通して言えることが一つあります。ホームページのどこか一箇所に、継続的に更新する場所を作っておくことです。それがブログです。会社案内のページは滅多に書き換えませんが、ブログの記事は増やしていけます。
増えた記事は、公開した日で消えることはありません。1年前の記事が、今日検索から人を連れてくることもあります。これがSNSの投稿とはっきり違うところです。
今日から、SNSの投稿とは別に、検索されそうな言葉を1つ決めて、それについての記事を1本書いてみてください。それが、あとから効いてくるストック資産の最初の1本になります。
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