Google広告を運用しているものの、「広告費ばかりかかって問い合わせにつながらない」と悩んでいる事業者は少なくありません。
特に地域密着型のビジネスでは、クリックされても問い合わせに至らず、広告費だけが消えていくケースも珍しくありません。
そんな中で注目されているのが「Googleローカルサービス広告(Local Services Ads:LSA)」です。
日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカをはじめとした国では、多くの地域ビジネスが積極的に活用している広告手法です。
今回は、LSAとはどのような広告なのか、通常のGoogle広告との違い、そして導入するメリットについて詳しく解説します。
Googleローカルサービス広告(LSA)とは?
Googleローカルサービス広告とは、地域密着型サービス向けに提供されているGoogleの広告サービスです。
特徴は、検索結果の最上部に表示されること。
たとえば「エアコン修理」「害虫駆除」「庭の手入れ」など地域サービスを検索すると、通常のGoogle広告よりもさらに上に表示されるケースがあります。
ユーザーはホームページを経由することなく、
・電話をかける
・見積もりを依頼する
といった行動を直接行えます。
つまり、「今すぐ業者を探している人」に対してダイレクトにアプローチできる広告なのです。
最大の特徴は「クリック課金」ではなく「リード課金」
一般的なGoogle広告は「クリック課金(PPC)」です。
広告がクリックされた時点で費用が発生します。
しかし、クリックしたユーザーが問い合わせをしなくても広告費は発生します。
一方、LSAは考え方がまったく異なります。
問い合わせや電話など、一定の条件を満たしたリードが発生したタイミングで費用が発生します。
つまり、
・クリックだけ
・ホームページを見ただけ
では課金されません。
この仕組みは広告主にとって非常に大きなメリットがあります。
無駄なクリックに予算を消費するリスクを減らせるからです。
なぜ問い合わせ率が高いのか
LSAが成果を出しやすい理由は、ユーザーの検索意図が非常に強いことです。
「今すぐ業者を探したい」
「今日中に見積もりが欲しい」
このような顕在ニーズを持った人が広告を見ています。
さらにLSAでは、
・レビュー
・評価
・営業時間
・Google保証
なども同時に表示されます。
そのため、ユーザーはホームページを何ページも見る必要がありません。
検索結果だけで安心感を得られ、そのまま問い合わせまで進めます。
通常のホームページ集客では、

という流れになります。
一方LSAでは、

まで一気に進めます。
この導線の短さが高いコンバージョン率につながっています。
どんな業種が向いているのか
LSAはサービス業との相性が非常に良い広告です。
たとえば、

など、多くの地域密着型ビジネスが対象になります。
「地域名+サービス名」で検索される仕事なら、一度は導入を検討する価値があります。
Googleビジネスプロフィールとの相性も抜群
LSAを利用する際は、Googleビジネスプロフィールとの連携が重要になります。
普段から口コミを集め、
・評価を高める
・レビュー数を増やす
・写真を充実させる
こうした地道な取り組みが広告成果にも直結します。
Googleは信頼できる事業者を優先的に表示したいと考えているため、広告運用だけではなく、ビジネスプロフィールの運用も欠かせません。
まとめ
Googleローカルサービス広告は、従来のGoogle広告とは考え方がまったく異なります。
最大の特徴は「問い合わせに対して課金される」という点です。
地域ビジネスにとっては、広告費を効率よく使える可能性が高く、非常に魅力的な広告と言えるでしょう。
後編では、
・LSAの具体的な設定方法
・業種選びで失敗しないポイント
・審査や必要書類
・成果を最大化する運用方法
について詳しく解説していきます。

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