画面を撮ってAIに聞き、答えを読んで自分の手で設定する。その往復に疲れていませんか。僕はこのやり方を、1年ほど続けていました。2026年1月29日、ゴーハイレベルとAIを「MCP」という仕組みで直接つなぎました。朝3時から何度も失敗して、最後は1回でつながりました。そのとき口から出た言葉は「この1年ぐらい苦労してたことが爆速でできる」でした。この記事では、そこまでの流れと、つまずいた時にAIへ任せ直す手順を書きます。
画面を撮って、ちまちま設定していた1年
僕はゴーハイレベルを仕事の土台にしています。ただ、正直に言うと、機能の全体がよく分かっていませんでした。分からない画面が出てくるたびにスクリーンショットを撮り、AIに「これは何をする画面か」と聞く。答えを読んで、自分の手で1か所ずつ設定する。
この方法でも、前には進みます。けれど、撮る、聞く、読む、手で直す。この小さな作業がずっと続きます。1年近く、僕はそのやり方から抜け出せずにいました。
今振り返ると、AIは答えを知っているのに、手を動かすのは毎回僕でした。AIと道具の間を、僕が画面の写真を持って行き来していたわけです。
朝3時から、何度やってもつながらなかった
そこで目を付けたのがMCPです。AIとゴーハイレベルを直接つなげば、MCPで動く範囲の設定は、AIがそのままやってくれます。僕が画面を撮って運ぶ必要がなくなります。
使ったのはAntigravityでした。朝3時、つなぎ込みを始めました。
ところが、何度やってもつながりません。画面は止まって見えるのに、裏で何が起きているのか分からない。時間だけが過ぎていきます。失敗しては設定を見直し、またやり直す。その繰り返しでした。
自分でいじるのをやめたら、1回でつながった
転機は、自分で直すのをやめたことです。つなぎ込みの中身を、AIに書き直させました。すると、それまでの失敗がうそのように、1回でつながりました。
そのとき思わず出たのが、冒頭の言葉です。「この1年ぐらい苦労してたことが爆速でできる」
当時、ゴーハイレベルとMCPでつないでいる動画は、探しても見当たりませんでした。見本のない所で、自分の手でつないだ。それが素直にうれしかったです。
つまずいた時にAIへ任せ直す手順
ここからは、AIを道具につなぐ作業で止まった時に、僕が今もやっている進め方です。道具の画面や設定の項目は日々変わるので、考え方を中心に書きます。
1. 今の往復を書き出しておく
つなぐ前に、今どんな往復をしているかをメモに書きます。例えば「画面を撮る」「AIに聞く」「答えを読む」「手で設定する」のように、1行ずつで十分です。つないだ後にどこが楽になったかを比べる物差しになります。
2. 止まった時は、出た表示をそのまま渡す
うまくいかない時は、画面に出た表示や文字を、そのままAIに渡します。画面の写しを貼ってもいいですし、表示の文字を写して貼っても構いません。自分で意味を読み解いてから聞く必要はありません。
3. 自分で直すのをやめ、中身をAIに書き直させる
同じ失敗が何度も続いたら、自分でいじるのをやめます。「この設定の中身を、つながる形に書き直してほしい」と頼み、今の中身を丸ごと見せます。僕が1回でつながったのは、ここで手を離した時でした。
4. 書き直した物は、元を残してから入れ替える
AIが書き直した中身を入れる前に、元の中身をファイルのまま別の名前で残しておきます。うまくいかなかった時に、すぐ前の形へ戻せます。戻せると分かっていると、任せることへの怖さも小さくなります。
5. つながったら、小さな設定1つから頼む
つながった直後は、大きな作業をいきなり任せず、小さな設定を1つだけ頼みます。頼んだ通りになったかを自分の目で画面で確かめてから、次を頼みます。
気をつけること
AIを道具につなぐ時は、設定の中に、道具に入るための鍵のような文字列が入ることがあります。これは家の鍵と同じです。人に見せる資料や、外から読める場所に貼らないようにします。AIに中身を見せる時も、鍵の部分は伏せてから渡すと安心です。
もう1つは、夜中の作業です。僕も朝3時から始めましたが、疲れている時ほど同じ失敗を繰り返します。同じ失敗が続いたら、手を止めてAIに任せ直す。そう決めておくと、時間のムダが積み上がりにくくなります。
今から始める社長へ
この話を読んで、いきなりつなぐところから始める必要はありません。1年前の僕も、画面を撮って聞くことしかできませんでした。でも、その地味な往復があったから、どこが手間なのかが体で分かり、つながった時の差にも気づけました。
最初の一歩は、画面を1枚撮ってAIに聞くところからで十分です。そして、つまずいた時は抱え込まずに、AIに任せ直す。この考え方は、道具が変わってもそのまま使えます。
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