スマホには現場の写真がたまっているのに、SNSの投稿が止まっていませんか。写真は撮れる。けれど投稿文を考える時間が無い。InstagramとFacebookとGoogleのお店の情報に、1つずつ投稿し直すのも面倒です。社員に任せてみると、今度は文の調子がばらばらになる。この記事では、写真1枚からAIに投稿文を作らせ、自分で確かめてから、1週間分を40分ほどでまとめて予約するまでの手順を書きます。
写真を上げるだけで、投稿が続くようにした
2025年7月、僕は「現場は写真をGoogleドライブに上げるだけ。あとはAIで毎日SNSに投稿する」というしくみを設計しました。9月には、投稿づくりを「決まった頼み方をAIに置いておき、写真を上げ続けるだけ」の作業にしました。10月には、その型を人に教えています。写真を送り続けて、「終了」と言うまで回してもらう型です。
結果が出たのは、沖縄のそば店でした。顧客管理の道具のゴーハイレベルから、Instagram・Facebook・Googleマップの3つへ、約2か月毎日投稿しました。その結果、Googleマップでの順位が圏外から8位に上がったのを確かめました。
つまずいたことも2つある
うまくいったことばかりではありません。1つ目は、「SNSの運用をAIだけで」とやってみた時です。頼み方によって出来の差が激しく、人に引き継げませんでした。そこで、頼み方を固定して、道具の自動化に軸を移しました。
2つ目は、2026年8月のことです。1日チェックを忘れただけで、4つのSNSの配信が出ていませんでした。自動にしても、出たかどうかを見る目は要る。これは痛い学びでした。
当時は投稿文づくりにGensparkを使っていました。今はAIエージェントでも、チャットでも、同じ考え方で進められます。
写真から予約までの手順
流れは、撮る・書く・確かめる・予約する、の4つの段です。撮るのは人、書くのはAI、確かめるのは人、予約は各SNSの予約機能などの道具に任せます。
1. 頼む文を1つに固定して保存する
いちばん大事なのは、頼む文を毎回変えないことです。会社の情報をまとめたメモの置き場に、頼む文を1つ保存しておき、毎回それを貼ります。中身は、たとえば次のような形です。
- 会社のことをまとめたメモを読んでから書くこと
- 写真1枚ごとに、Instagram用(ハッシュタグは5つまで)、Facebook用、Googleのお店の情報用(150字程度)の3つを作ること
- 写真に写っていないこと、会社のメモに書いていないことは書かないこと
- 一番を名乗る言葉や、効果を約束する言葉は使わないこと
- こちらが「終了」と言うまで、次の写真を待つこと
2. 最近の写真を7枚選んで1つのフォルダに入れる
1週間分なので、7枚です。写真の置き場は1つに決めておきます。社員に撮ってもらう場合も、「撮ってこのフォルダに入れるだけ。文は書かなくていい」と伝えると集まりやすくなります。
3. AIに7枚分の投稿文を表にしてもらう
AIエージェントなら、「保存した頼む文で、写真フォルダの7枚の投稿文を作って、1つの表にして」と頼みます。7枚×3媒体の表ができれば、ここは終わりです。
4. 自分の目で3点を確かめて直す
ここは人の仕事です。見る所は3つだけにします。
- お客様の顔・名前・車のナンバーなどが写っていないか
- 写真に写っていない事実を書いていないか
- 言い過ぎ(効果を約束する言葉・一番を名乗る言葉)が無いか
5. 1本だけ手で出し、残りを予約する
まず1本だけ、手で投稿してみます。出るのを確かめたら、残りを媒体の予約機能で7日分に分けて予約します。予約の画面に7日分が並んでいれば、仕込みは完了です。
6. 翌日、本当に出たかを見る
翌日、自分の目で1本出ているのを確かめます。ここまでで1週間分の仕込みです。
気をつけること
毎回文の調子が違うなら、頼む文を固定できていません。保存した文を毎回貼ります。写っていないことを書いてくるなら、「写真に写っていないことは書かない」を頼む文の上の方に移します。SNSとのつなぎ込みがうまくいかない時は、ブラウザが別のアカウントの情報を引きずっていることがあります。別のブラウザか、シークレットの窓でやり直すと進むことがあります。予約したのに出ていない時は、予約の画面の写しをAIに見せて、原因を聞いてみてください。
そして、出す前に確かめる人を1人決めておくことです。AIが下書きを作り、人が見てから出る。この順番を1行で決めておくだけで、社員に任せても安心して回せます。
今から始める社長へ
SNSが止まる理由の多くは、写真が無いことではなく、文を考える時間が無いことです。そこをAIに任せると、社長の仕事は「撮る」と「確かめる」の2つだけになります。ただし、自動にしても、出たかどうかを見る目だけは手放さないでください。僕は1日見なかっただけで、4つのSNSが止まっていました。まずは最近の写真を7枚選ぶところから。毎朝1回、出たかを見る習慣とセットで始めてみてください。
この記事の段取りを、自分の会社で回せるようにしたい方へ
音声メモから投稿文を作る、地図検索とSNSを整える、問い合わせをフォームで受けて一覧で管理する。集客から受付までの「小さな営業導線」を、AIを使って自分の手で作る実務講座を開いています。オンラインで30分の無料個別相談から始められます。
運営: 株式会社トレジャーハンティング